くらし情報『あの時うちには名探偵が。【連載・室木おすしの「娘へ。」】』

2020年4月16日 15:02

あの時うちには名探偵が。【連載・室木おすしの「娘へ。」】

この時、私ははじめて知りました。

名探偵に乳首の毛をまじまじと怪しまれることが、とてつもなく恥ずかしいことだということを。
毛はその後、すぐ抜いて捨てました。
しかしなんだかどうにも面白くなってしまい、それから名探偵に乳首毛を指摘されたことをちょくちょく思い出しては、私はくすくすと笑ってしまったのです。

きっとあなたは覚えていないでしょう。この迷宮入りした湯けむり乳首ちょろ毛事件を。世の中は大変な頃でした。毎日毎日感染者数が増えて、世界の恐ろしいニュースが流れてきて、仕事もままならず、外出もできない。
でもうちの中には名探偵がいました。何の事件を追っているのか一つもわからない名探偵が。私はそれでいつでも明るい気持ちになれたのです。

そして今日、その名探偵が、美しい花嫁になるというのですから、私にとってはまるでミステリー小説を読んでいるかのようです。

結婚おめでとう。

この小説の最後が誰もが笑顔になるHAPPY ENDであることを、私は知っています。失礼。ネタバレでした。

【続く】
________________________________________

心の披露宴は心の雅叙園の中、酒の席でのトイレで、今日ペパリーゼ飲み忘れたーって言ってる奴に出くわす確率結構高いなと思いつつまだまだつづく。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.