衣服の前後・裏表・上下という概念もわかり着脱をしたり、自ら脱いだ衣服をたたむこともできるようになります。
ここで大切なのは「できるようにはなっているけれど、あくまでも、まだはじめの段階で時間はかかるということ」大人は、傍で余裕を持って見守りながら、子どもの気持ちとペースを大事にして待つことが必要です。「急いで!」「早く!」という言葉は禁物です。
また、自分でやろうとしたことをやり通そうとする姿が大人の目には反抗的に映ることもあるかもしれませんが、それも今ならではの子どもの姿です。ちょっとした手助けをこちらが行えば、子どもは積極的に動いてくれるようになります。大事なのは「やる気スイッチ」を押せる配慮や仕掛けをしていくことです。
子どもが3歳になるまで母親は子育てに専念すべき?
「3歳児神話」という言葉を知っていますか?これは、古くから日本には、「子どもの成長にとって幼少期が重要であり、3歳児までの時期は生みの母親が養育に専念しなければならない。なぜならお腹を痛めたわが子に対する母の愛情は子供にとって最善だからである」や「母親が就労などの理由で育児に専念しないと、将来子どもの発達に悪い影響を残す場合がある」
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