2019年9月17日 16:03
京都の新スタンダード?宝探しに出かけたい、毎月ほぼ10日は〈平安蚤の市〉。
2019年4月から始まった〈平安蚤の市〉は、毎月ほぼ10日に開かれる蚤の市。平安神宮の大鳥居の元、岡崎公園には古道具やうつわ、着物など時代も国籍も問わない骨董を揃えた150軒もの店がずらりと並ぶ。嵐の中の船出になった4月の初回から始まって、これまでに6回が解されてきた。たちまち話題にのぼり、京都の定番へと躍り出た新しい骨董市は、これ目当てに足を運びたくなる充実の内容で、老若男女の古いもの好きの注目を集めている。
〈平安蚤の市〉の会場となるのは、平安神宮と大鳥居の間に広がる岡崎公園。主催するのはすぐ近くの仁王門通に店を構え、ヨーロッパの古道具を扱う〈Soil〉・仲平誠さん。「世界中の人がやってくる文化交流の場としての蚤の市になれば」という。学生時代の天神さん通いで古道具の魅力に目覚めたという仲平さんだけに、会場の雰囲気も出店者の顔ぶれもワクワクさせてくれるものに。
【京都の人気店2軒】
出店しているのは実店舗を構える骨董店から、ウェブショップ、骨董市専門の店まで幅広い。空間から器づかい、料理までセンスに定評ある李朝喫茶の〈李青〉店主・鄭賢姫さんも、世界各地で手に入れたコレクションを並べる。
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