くらし情報『「大切なことは本に学んだ。」話題の作家おすすめ!女性作家による伝記・小説・短編集4冊』

2019年11月12日 12:00

「大切なことは本に学んだ。」話題の作家おすすめ!女性作家による伝記・小説・短編集4冊

パーティの一日を描いた、現在と過去へと視点が移り変わる、実験的で斬新な長編小説。日常と死との向き合い方が主題。

「大切なことは本に学んだ。」話題の作家おすすめ!女性作家による伝記・小説・短編集4冊


「“女性が小説なり詩なりを書こうとするなら、年に500ポンドの収入とドアに鍵のかかる部屋を持つ必要がある”。つまり、表現には経済的自立と精神的余裕が必要だと主張していた女性。フェミニズムという言葉が生まれる以前の約100年前のイギリスは、知的、芸術的水準の高かった彼女でさえ、女性というだけで満足に教育を受けられなかった。ですが、その信念には、精神的にも自立した女性の意識が窺えます」

3.金井美恵子『愛の生活・森のメリュジーヌ』磨かれた知性が表現する思考の遊び。

「大切なことは本に学んだ。」話題の作家おすすめ!女性作家による伝記・小説・短編集4冊


著・金井美恵子(講談社文芸文庫/1,300円)

19歳の若さで執筆した、実験的な第一作『愛の生活』は、感覚的な文体によって日常が刺激的に映る名作。そのほか『兎』など9編の小説を収録。

「大切なことは本に学んだ。」話題の作家おすすめ!女性作家による伝記・小説・短編集4冊


「知的な言葉で綴られ、些細なことも難解に表現する文体が持ち味。あえてわかりやすく書かず、思考を運動させ遊ぶようにしながら読ませる醍醐味に、刺激と文学の面白みを感じます。この読み手に対する媚びなさの美学は、女性こそ空気を読んで、丸く収めることがよしとされる世の中で、自分を曲げずに突き進む姿勢のヒントに。

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