
アタッシュ・ド・プレスという仕事をしながら植物療法を学び、セラピストになった加藤広美さん。そんな彼女のおうち時間は、心を自然と切り替えてくれるスイッチとなる“香り”と真摯に向き合うということ。
香りの力が家時間に自然とメリハリを与えてくれる。
家の外までふんわりと微かにいい香りが漂う加藤さんの自宅。アタッシュ・ド・プレスの加藤さんが精油療法士の資格をとり、始めたエッセンシャルオイルセラピー「THENN(ゼン)」。勉強を兼ね、家時間の大半は精油の調合や試作に費やしているそう。

「いくつかブレンドすることでまた新しい香りが生まれる。その種類は無限」
「朝から家にずっといる日は切り替えがしづらいので、香りで一日の時間軸を決めることが多いです。朝はローズマリー、ミントなどのスッキリとした香りでスイッチを入れ、夜はサンダルウッドなどリラックスする香りで眠りへ。アルコールや音楽など、人それぞれ家で楽しむ嗜好品があると思うのですが、私にとってそれが精油。ブレンドしてルームスプレーやバスソルト、ロールオンなどを作ったり、精油に向き合う時間は私の勉強時間でもありリフレッシュ時間でもあるんです。
…