2020年8月29日 15:00
現役ヴァイオリニストが選ぶ「はじめの一曲」は?。今日からはじめるクラシック音楽入門。
のような内容です。ターゲットはお金持ちの新興銀行家の男性。そして、それ以外の出演者は全員仕掛け人となりどっきりをしかけます。そんなコミカルな劇にふさわしいこの序曲に、心踊ること間違いなし。親しみやすいメロディとテーマで今もなお全世界で愛されるこの喜劇。日本語版でも演奏されることが多いので、オペラが初めての方にもおすすめです。(個人的に、最後は全部お酒のせいにしよう!なんて言って終わるところが最高です。)
2.モーツァルト作曲/歌劇『フィガロの結婚』より序曲
舞台は、1930年代のスペイン・セビリア近郊の伯爵邸のとある1日で、伯爵の召使いフィガロとその恋人との結婚をめぐる騒動が描かれたモーツァルトの不朽の名作です。思わず口ずさみたくなる楽しい名曲がたくさん詰まったオペラです。序曲は、そんな楽しいドタバタ劇を予感するような曲になっています。(この作品はモーツァルトが29歳〜30歳の時に書かれたということも驚きポイントです。)
3.グリンカ作曲/歌劇『ルスランとリュドミラ』より序曲
この曲はロシアの作曲家ミハイル・グリンカによって書かれました。ストーリーの始まりは、大公の娘リュドミラ姫と騎士ルスランとの婚礼の宴。
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