
イベントや講演会、動画配信など、様々なカタチでいち早くSDGsに取り組んできた吉本興業。「笑い」を通じて、未来のためにできることとは?進化を続ける理由について聞きました。
自分たちのペースで学びながら伝えていけたら。
多くの芸人やタレントが所属する芸能プロダクション・吉本興業が、積極的にSDGsに取り組んでいることをご存知だろうか。「きっかけは、国連広報センターの方に『SDGsを広める活動のサポートをしてほしい』と言われたこと。それまでは、SDGsという言葉すら聞いたことがなかった」と語るのは、SDGsプロジェクトリーダーの羽根田みやびさん。
「まずは国連広報センターに通い、勉強することからスタート。当時はわかりやすい参考資料があまりなかったため、どのようにしたらみなさんにSDGsを知ってもらえるか悩みました。ただ考えてみると、弊社の創業者は吉本せいという女性であったことや、芸人が47都道府県に住み、地域を盛り上げる『あなたの街に“住みます”プロジェクト』など、すでにSDGsと親和性の高い取り組みがかなりあった。意外と自分たちにもできるかもしれないと気づきました」
活動をしていくにあたり、社内での意識共有が重要だったそう。
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