インドの建築デザイン集団「スタジオ・ムンバイ」が国外で初めて手がけた尾道〈LOG〉。

尾道駅から千光寺方面へ商店街を歩き、約100段の階段を登った坂の途中に現れる〈LOG〉の立派な玄関。

小道に敷き詰めてあるのは、元々中庭にあった管理棟の瓦を砕いたもの。

1階入ってすぐの場所は、気持ち良い光と風が入る設計に。正面は桜の木で、春になると美しく咲き誇る。
そんな〈SENN〉が今回手を取り合ったのが、尾道の再⽣と循環を促し、尾道にあかりを灯すプロジェクト「Lantern Onomichi Garden」の頭文字を取った〈LOG〉です。ビジョイ·ジェイン氏率いる世界的に有名なインドの建築デザイン集団「スタジオ・ムンバイ」が国外で初めて手がけたことでも知られる、レストラン、カフェ、客室などを要する2018年に誕生した複合施設です。

南側から見た〈LOG〉の外観。くすんだピンク色が特徴的。

1階廊下は中庭の緑と建物のくすみピンク、淡いグレーがグラデーションのように重なり美しい。

坂の途中に建てられているため、同じ1階でもレセプションは階段を登った先にある。

L字形の建物の中庭側から見た〈LOG〉。
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