すだちをかけて、岐阜県のたまり醤油でいただきます。
この5種盛りのお造りには2種類のお酒が合わせられました。右の3種類には酸味と苦味を感じる岩手県〈川村酒造〉の「酔右衛門(よえもん)」の2年熟成を。徳島県〈三芳菊酒造〉の「三芳菊」は、2016年に発売された後、冷蔵で熟成。ねっとりした油分を感じるお刺身と相性がいいとのこと。

「常陸牛の酒粕味噌漬け」。

炭火で炙っていただきます。

青森県〈竹浪酒造〉の「七郎兵衛」。

陶器製や木製など盃いろいろ。

盃台に盃をのせていただきます。
焼き物として「常陸牛の酒粕味噌漬け」を卓上の炭火コンロで炙って、炭の風味を移していただきます。酒粕の旨味が移った常陸牛のサクサクした食感にふわっと炭火焼きの風味に唸りそうになります。
こちらには青森県〈竹浪酒造〉の「七郎兵衛」を温度50度ほどのところで10分ほどかけてゆっくり燗して合わせます。2018年のビンテージでかなり貴重なものだそう。
盃はたくさんある中から好みのものを選べます。盃も貴重なものが多く、中にはもう買えないものやお願いしても1年待ちのものなども。
そしてカウンターの上に最初から用意されていた陶器の盃台に乗せていただきます。
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