
忙しい日々の中でのコーヒーブレイクが頭をクリアにしたり、自分らしさの輪郭に気づけたりする日常のスイッチに。十人十色の楽しみ方を伺った。今回は、〈丸田ストアー〉 に集う人々の愛するコーヒー時間を教えてもらいました。

惣菜やお菓子を売るスタンド〈tiny little hideoutSPOONFUL〉の奥へ進むと個人店が寄り合っている。こうしてお隣さん同士でコーヒーブレイクすることも。

生花店の〈Flower & Plants PETAL.〉は〈出茶屋〉に隣接。
食材調達に、散歩帰りの休憩に、季節のお花を求めて……ここには、市場のような、懐かしくも新しい暮らしの風景がある。働く人たちは温かな活気を共有する同志だけあって仲がよく、そのコミュニケーションの傍らにはいつも、集う個人店の一つ〈出茶屋〉のコーヒーがある。

鉄瓶で沸かした湯で淹れたコーヒーは、まろやかな味。

〈季節の和菓子 みのり〉の深井さんは、マグでコーヒーをテイクアウト。
「炭火と鉄瓶で沸かすお湯と、自家焙煎の新鮮な豆で淹れるコーヒーが、そばにいる仲間を応援する存在に。開店準備が完了して一息つく際に、営業中に飲めるよう水筒に、閉店後のおしゃべりの時間にと、コーヒーが仲間たちのスイッチやコミュニケーションツールになったらと思います」
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