
忙しい日々の中でのコーヒーブレイクが頭をクリアにしたり、自分らしさの輪郭に気づけたりする日常のスイッチに。十人十色の楽しみ方を伺った。今回は、モデル・小谷実由さんの愛するコーヒー時間を教えてもらいました。4月27日(水)発売Hanako1208号「美味しいコーヒーと新しい習慣。」よりお届け。

駅地下にあり、慌ただしい外とは一転、安息の地のような空間が魅力の〈はまの屋パーラー 有楽町店〉(http://hamanoya-yurakucho.com/)。
昭和と純喫茶をこよなく愛する、愛称おみゆさんこと小谷実由さん。今でこそあちこちの純喫茶巡りがライフワークだというが、元々はコーヒーが苦手だったのだとか。「コーヒーと純喫茶の魅力に目覚めたのは7~8年前。友人がバイトしたいという喫茶店の下見に付き添って行ったのが始まりです」
そのお店は新宿にある〈但馬屋珈琲店 本店〉。以前からファッションや映画、音楽など、懐しい世界観が大好きだったおみゆさんの琴線に触れ、心揺さぶられる体験となった。「昔にタイムスリップしたかのような、温かみあるインテリア、一朝一夕には出せない歴史を重ねた空気感……ドア一枚を隔てた向こう側には、映画で見て憧れていた純喫茶がありました。
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