古着や昔からの良品が好まれるフランス。サステナブルにファッションを楽しむ土壌があり、皆センスに長けている。フランス流にファッションを楽しむコツとは?
Morgane Catteau 〈Venitz(ヴニーツ ) 〉オーナー
モーガン・キャット/20歳のときからパリの〈シャネル〉でクチュリエールとして働いた後、ライフスタイルの変化を求めビアリッツへ移住。2021年、アップサイクル&サステナブルがテーマの店を開く。
モーガンのサステナブルにファッションを楽しむ3つのルール。
1. ワードローブは10着以内。
2. アイテムは60〜70年代を意識。
3. 色は3カラーまで。
だけど、モノトーンはプラスしてOK。
「流行を意識した服を作っても、フランス人は流行を気にしない」という話を耳にすることがある。確かにこの国の人々は、好きな服を自由に着て、気に入れば何年も着続ける。少量の服でオシャレを楽しむのが上手だ。その秘訣は何だろう。
ファッション業界に長年身を置くモーガン・キャットに話を聞いた。モーガンはパリの〈シャネル〉で15年近くの間、クチュリエールとして働いたのち、海辺の街・ビアリッツに移住。