2016年7月20日 12:00
いい加減、「社会人」なんて意味不明な言葉を使うのはやめませんか?
「社会人」という言葉があります。大学在学中、就職活動を意識し始めた頃から盛んに耳にするようになり、就職して働き始めてからも日常的に聞く言葉。
「社会人なんだからできて当たり前」 「社会人として最低限の役割は果たすべき」 「それでもお前は社会人か!」
上司や先輩から、このような指摘・叱責を受けたことのある人も少なくないのではないかしら。何か失敗をするたび、お約束のように突っ込まれ、こちらも「申し訳ございません」「すみませんでした」とテンプレート謝罪を繰り返す形。……でもそもそも、“社会人らしさ”って何でしょう?
そう、「社会人」という言葉は当たり前に使われていますが、実はとても曖昧な言葉です。何かを言っているようで実は何も言っていない、けれど便利な魔法の言葉を「マジックワード」と呼びますが、これもその一種かと。なので、まずは聞き返してみるのもひとつの手だと思います。
「『社会人』って、どういう意味ですか?」
■「社会人」って、どういう意味?
さて、問われた上司が丁寧に「こういう意味だよ」と説明してくれるとも限りませんので、困ったときのネット頼み。
まずは、Wikipedia先生に聞いてみましょう。