2016年8月25日 16:00
女子大生のイマドキ言葉「それな」に隠された真意とは?
私たちがリアルやSNSでよく使う「それな」や「あーね」といった言葉。若者言葉として定着し大学生の間では頻繁に耳にする言葉ですが、他の世代にはまったく馴染みがない様子。
私たちにとっては使い勝手の良い言葉に思えますが、そこには意外と深い真意が隠されているようなんです。
■「それな」の意味と使用例って?
以前流行語ランキングでも第5位にランクインしていた「それな」。これは意外と知られていない事実ですが、元は「たしかに」「そうだね」などと同じ意味を持つ関西地方の方言なんです。相手の意見に同意したりする際など、相槌として多用している人も多いかもしれません。
「それな 」の会話例
・Aさん「時間はあまるほどあるけど、お金ないしな~」、Bさん「それな」
・Aさん「バイトだる~い」、Bさん「それな」
・Aさん「あの教授、話長すぎ」、Bさん「それな」
会話例を見て分かるように、他愛もない会話や少し返答に困った時、思わず「それな」と口に出てしまう人が多いようです。要は、「それな」自体はあまり深い意味をもっていないということ。
ですが、コミュニケーションを円滑に進めるため、相手の話のテンポを落とさないために使うような印象も受け、気遣いに満ちた言葉ともいえるかもしれません。