2016年9月30日 16:00
すっぴんでも楽だから……「伊達マスク」依存症に潜む危険
「表情をつくるのが面倒」という人も、要注意です。
食事・入浴・就寝時以外はいつもマスクをつけている、マスクがないと落ち着いていられないようであれば、伊達マスク依存症になっている可能性があります。暑い日や、体調が悪くないときでも絶えずマスクをしている場合も、依存症の疑いあり。
■伊達マスク依存症の原因?
もしも「私はブスだから」「口元をどうしても見られたくないから」「歯並びが汚いから」などといった気持ちが非常に強いようなら、それは「醜形恐怖症」という精神疾患かもしれません。必要以上に自らを醜いと思い込み、悩んでしまう状態です。
醜形恐怖症は若い女性に多いと言われていて、症状が重くなると外出ができなくなり引きこもってしまう人もいます。多少のコンプレックスは誰にでもありますが、他人から見れば大したことではないことを深刻にとらえていることが多いです。心当たりがあるなら、一度カウンセリングを受けることをおすすめします。
他にも対人恐怖症や、社交不安障害などといった精神疾患がマスク依存症につながっている場合も。もしもマスクを外すのが辛くて仕方がないようなら、医師へ相談してみましょう。
■マスクをつけるのもほどほどに
化粧をなおす時間がないときや、すっぴんで少し外出するときに伊達マスクをすること自体は問題ありません。