2016年10月17日 16:00
膣にパワーストーン?根拠なしのいびつな思想にハマる若者の危うさ
■値段といい、使い方といい、非現実的……
気になるジェムリンガの価格は、1つあたりだいたい2万5000円!膣に入れるという使い方といい、価格といい、色々と衝撃的です……。
なんでも「ホト(=女性器のことらしい)」にパワーストーンをおさめておくことで、自分自身の身体を知り、自分と向き合うことにつながるそうです(もう、意味がわからない……)。ちなみに、パワーストーンにはそれぞれこんなキャッチコピーがついています。
▽「大地に根を張ってあなたを迎える女になってみよう」
▽「独りで咲くのもいいけどあなたの華になってみたい」
▽「言い訳できないくらい人を好きになってみよう」
どれもふわっとしていて曖昧なものばかり。いずれも、効果の確証を訴えるものではありません。
■根拠がないのにどうして信じる女子大生がいるの?
実はこれ、若い女性の間でも話題になり、なかには入浴後にジェムリンガを入れるのが習慣になっている女子大生も……。彼女たちは、ジェムリンガを入れることで「宇宙とつながって見えないエナジーを感じた」「膣ツボを刺激することで素敵な出会いがある」なんて感想を述べています。
とはいえ、ジェムリンガ自体の効果効能をうたうことは薬事法に触れるもの。