気になるあの人の食器棚&本棚見せて! vol.2【食器棚/アパレル商品企画・南村麻美さん】
上段に置いてある器たちは、仕事で訪れたヨーロッパの蚤の市やアンティークショップで出会った一点ものがほとんど。下段には子ども用のカラフルで割れない器を陳列している。「柄があしらわれた食器やカラフルな器って使いにくいと敬遠されがちですよね? でも、意外と使い勝手もいいし、写真を撮るときとても映えるのでおすすめです」
子ども用の器はあえて子どもが手の届く一番下の段に整列。そうすることで食事の準備も自然と手伝ってくれるようになったそう。「朝、子どもがシリアルを食べるときも自分で準備できるようになりました。少しずつできることを増やしていけるように練習できればと思っています」。実用的で、かつ目が安らぐ場所としての食器棚は、季節や子どもの成長とともに新たな楽しみを生み出してくれるはず。
少し花を置いたり、壁にはポストカードを貼ったり、飾り棚としても楽しんでいる食器棚。
「毎日使っているからこそ、心地のいい眺めに整えることが大切だと思っています」
余白があるとつい埋めたくなってしまうという賑やかな家。味のある加工が施されたご自慢の食器棚は友人から譲り受けたもので、以前は店舗什器として使われていた。