2017年7月13日 21:29
子どもを本好きに変えるコツ! 読書嫌いになる理由も紹介
多くの学びがある読書ですが、本に興味がない子どもって多いですよね。親としては、本を好きになって、いろんなことを学んでほしいもの。そこで、子どもが読書好きになるために親ができる工夫について、専門家に聞きました。
読書は社会性や多様性も学べる
そもそも読書は、子どもにとってどんなメリットがあるのでしょうか。
「良質な本をたくさん読んでいる子どもは、『生きる』ということに前向きな子が多いんです」
こう答えてくれたのは、学習塾「花まる学習会・スクールFC」で講師を務める平沼純さん。
「世代を越えて読み継がれているような本は、愛や命の大切さといった普遍的なテーマを扱ったものが多い。たとえば、100年以上も読み継がれている『ピーターラビット』などは、弱肉強食という自然の摂理がテーマです」
「良質な本に触れていると、本の内容を元に心の成長が促されるため、投げやりになったり、うまくいかないとすぐに諦めたりといったメンタル的な弱さを克服し、生きることに肯定的になれるようです」
本が子どもの人生観に影響を与える可能性があるのですね。

「さらに、本の中には、努力して成功を勝ち取る人もいれば、寝ているだけで幸運をつかむ人など、様々なキャラクターが登場します。
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