くらし情報『「旦那はもう男じゃない」W不倫は甘酸っぱい思春期の心境――紗香の場合〈上〉』

2017年7月29日 22:00

「旦那はもう男じゃない」W不倫は甘酸っぱい思春期の心境――紗香の場合〈上〉

今の不倫相手は妻子がいるため、W不倫ということになる。

「意外に思われるかもしれませんが、夫との関係は良好なんです。固い友情で結ばれてる感じですね。でも、男女関係はとっくの昔に終わってるんです。旦那はもう、男じゃない」

紗香は、時折、視線を下に漂わせながらも、はっきりとした口調で語り出した。

■結婚した時より緊張する不倫相手との逢瀬

紗香が現在の不倫相手と出会ったのは、地元の石川県金沢市にある喫茶店だった。そこにパート勤めしていた紗香は、特に常連に人気の店員だった。その常連の1人が会社経営者の吉田健介(仮名・50歳)だった。健介は、児玉清似のダンディな落ち着いた中年男性。高校時代は野球部に所属しており、筋肉質で胸板があるのが魅力だった。

「喫茶店で働いていた時、ずっと健介さんのことをいいなーとは思ってたけど、まさかこんな関係に発展すると全然思わなかったんです」

夫が急な転勤で東京に引っ越すことになり、1年ほど勤めていた喫茶店を辞めることになった紗香は、残念がってくれる健介に、趣味のドライフラワー用の名刺をさりげなく手渡した。長年お世話になった常連さんへの社交辞令――。そのつもりだった。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.