2017年8月5日 21:00
志田未来がオトナの土ドラ (東海テレビ作品) で演じる「ウツボカズラ女」とは?
志田さんには、“今まで培ってきたものを100だとしたら、200の志田未来でお願いします”と、依頼しました。撮影が始まると、希望をはるかに上回り、500くらいの力を見せてくれています!
例えば、百面相どころじゃない未芙由の表情の変化を見ているだけでも、1時間はあっという間だと思います。微妙なニュアンスの演技など、まだ何か出てきそうだと、末恐ろしい気持ちで、毎日撮影しています(笑)」
母の死後、父とその愛人に家を追われた未芙由は、母の従妹である鹿島田尚子の家に身を寄せることに。未芙由は、望んでも手に入れることができない富に恵まれた鹿島田家の暮らしぶりを目の当たりにし、世の理不尽さを感じる。
そして、鹿島田家の中に自分の居場所を求め、“ウツボカズラ女”と化していく──。
お嬢さま育ちの専業主婦の尚子役に、大塚寧々をキャスティングすることにもこだわったという。
「行動に理屈を伴わないというか、その瞬間、瞬間で生きているような尚子は非常に難しい役どころです。演者によっては説得力がなくなってしまうと危惧していました。包容力のある大塚さんが演じてくだされば、尚子は生きた人物としての説得力があると確信し、無理を言ってお願いしました」
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