2017年8月24日 17:00
東出昌大、“怪演”に期待が高まる「煙たいくらいマニアなので」

東出昌大撮影/伊藤和幸
夫となり父となった東出昌大(29)。子どもの話になると目尻を下げ、笑顔を見せる――。
東出といえば、前クールのドラマ『あなたのことはそれほど』で不倫した妻に嫉妬狂いする夫を演じ、その“怪演”が話題になったばかり。
「民放のドラマを1クールしっかりやるというのが久しぶりだったんですが、配役のバランスも絶妙で、反響がすごかったですね。道を歩いていても急に役名の“涼太”って呼ばれたりして(笑)。テレビってすごいなってあらためて思いました」
そんな彼がまたもや“怪演”を見せると話題の映画が『関ヶ原』だ。タイトルどおり、天下分け目の合戦を描いた大作で、東出は西軍として参戦する小早川秀秋を演じている。
東軍に寝返り、いわゆる“裏切り者”として語られることの多い小早川。だが、今回は“義を貫こうとする武将”として描かれる。
「小早川って小柄で華奢で愚鈍で色白のナマッチョロイ男の子っていうイメージがあったんです。僕はこのタッパ(身長189cm)だけでも大きい。だからお話をいただいたときは正直驚きました。でも台本を読んだら“そうきたか”って。そこにはこれまでとは違う小早川が描かれていたんです」
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