“リアル・カホコ”たちの婚活実態 「過保護」の本当の問題は娘の〇〇を奪うこと

2017年9月6日 12:00
 

ブログツイッターでの婚活指南が好評のライター・仁科友里さんが、今話題のドラマ『過保護のカホコ』を参考に、“リアル・カホコ”の婚活を考察します。
◇◇◇

前回の記事に引き続き、今回も水曜ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)を婚活視点で考えてみたいと思います。

前回は極度にアマいお母さん(以下、アマ母)に育てられた結果、アラフォーを迎えてしまった“リアル・カホコ”の問題点を考えましたが、その記事を読んだ36歳・婚活中のBさんから、こんなメールが届きました。

「うちの母はアマ母で、私はリアル・カホコですが、それの何が悪いんでしょうか」

同じような意見を持たれた方も多いと思うので、再びアマ母と婚活について考えてみたいと思います。

カホコ(高畑充希)は、朝起こしてもらい、お弁当を作ってもらい、駅まで車で送り迎えしてもらっています。過保護と言えば過保護ですが、実家暮らしの女子大生なんて、こんなものではないでしょうか。

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初(はじめ)役の竹内涼真、カホコ役の高畑充希
過保護の本当の問題点、それは家事ができないことよりも、娘が人間関係を築く力を奪ってしまうことなのです。

たとえば、カホコには友達がいません。初(竹内涼真)と出会うまで恋愛をしたこともありませんでした。リアル・カホコたちも恋愛未経験だったり、友達がいないケースが多いです。

友達や彼氏は無理に作る必要はないと思います。ですが、お母さんだけが友達という状態を長く続けていると、“他人と付き合う大原則”を知らないまま成長してしまいます。その“大原則”とはいったい何でしょうか?

答えは、Give&Takeです。自分も与え、相手からも何かをもらう。GiveとTakeの量がだいたい同じなことが、ポイントです。

カホコはよくお父さん(時任三郎)に「2つお願いがあります」と言っていますが、願いをかなえてもらった後に、お父さんにリターンは与えません。カホコはお母さん(黒木瞳)とケンカをして口も利かない冷戦状態になりますが、いつのまにか仲直りしています。

親子ならそれでいいのですが、友達や彼氏といった他人との付き合いでは、何かしてもらったら、自分も相手にしてあげる、ケンカをしたら話し合う、ということをしなければ、関係は続きません。決して自分を見放さないお母さんと一緒にいるリアル・カホコたちは、「自分が相手に与える」意識が希薄です。その結果、周囲には「マイペースすぎる人」「図々しい人」と思われてしまう可能性があるのです。

それでは、婚活において、女性が最初に男性にGiveするものは、何だと思いますか?ドラマの中の初のセリフが、答えです。

「オトコなんてどう告白するかより、見ためで決めるんだから」

つまり、婚活中の女性は、見た目を男性ウケするものに変える必要があります。結婚は男性と交わす契約ですから、男性が何を求めているかを知る必要があります。しかし、お母さん以外の人から情報が入ってこないリアル・カホコは「男性と女性は感じ方、考え方が違う」ことが理解できず、効果的な対策を取っていないことが多いです。

42歳で婚活中の女性Cさんも、アマ母育ちで「男女の違いがわからない」1人です。いつ赤ちゃんが産まれてもいいように、家をリフォームする計画を立てていますが、最近、お見合いの申し込みはありません。お母さんは「縁だから」と慰めてくれるので、焦る気持ちはないそうです。

Cさんにプロフィール写真を見せてもらいましたが、ノーメイクでした。撮影の日に寝坊したからだそうです。プロフィール写真は、男性に「この人とお見合いしたい」と思わせる大事な判断材料ですから、“奇跡の1枚”を目指してがんばってほしいところです。

Cさんのお母さんの言うとおり、婚活は確かに縁です。婚活中の女性がこれまでに経験した“縁”と言えば、就活が挙げられますが(内定のことを“ご縁”と言いますよね)、思い出してみてください。内定という縁を勝ち取るために、筆記試験や面接の対策など研究を重ねたはずです。

婚活も同じです。積極的に考え、行動する人に“縁”はやって来るということを忘れないでほしいと思います。

次回は、家族における娘の役割とは何かについてお話ししたいと思います。

(文/仁科友里

※次回の記事は9月13日に公開予定です。

<著者プロフィール>

仁科友里(にしな・ゆり)

1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。自身のブログツイッターで婚活に悩む男女の相談に答えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。近刊は、男性向け恋愛本『確実にモテる世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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