くらし情報『ホールスタッフは全員、認知症――海外からも注目の「注文をまちがえる料理店」』

2017年9月28日 07:00

ホールスタッフは全員、認知症――海外からも注目の「注文をまちがえる料理店」

「グループホームを取材していた際に、認知症を抱えるおじいさんやおばあさんに料理を作っていただく機会がありました。その日の献立はハンバーグと聞いていたのですが、いざ出てきたご飯を見ると餃子だったんです」(小国氏、以下同)

ハンバーグじゃないんですか?と言いかけたものの、「その言葉を口にすると気持ちが窮屈になるような気がした」と、振り返る。

そうした経験から、少しだけでも気持ちが寛容になれれば、認知症に対する認識が変わるのではないかと考え、“間違えることを目的とするのではなく、間違えたときは許してね”ということをコンセプトにしたレストランが生まれた。

「間違えることを受け入れたり、ともに楽しめたりすることのできる料理店を作ることで、新しい価値観を作りたかった。介護施設の方にご協力いただき、働く意欲がある方を対象に募集し、限定という形で開催することができました」

本来、注文を間違えようものなら殺伐とした空気が支配してしまうことも珍しくないが、この料理店には、間違えを受け入れる寛容さが至るところに存在している。都内から訪れた20代の女性は、「私も飲食店で働いているのですが、お店とお客さんの関係性が素敵だなって。

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