くらし情報『『奥田民生になりたいボーイ』の原作者・渋谷直角のコラムが “平和” な件』

2017年9月29日 19:00

『奥田民生になりたいボーイ』の原作者・渋谷直角のコラムが “平和” な件

妻夫木聡と水原希子主演の公開中の映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』。その原作者である人気コラムニスト・渋谷直角さんのコラム集『コラムの王子さま(42さい)』(文藝春秋)がとっても心が和む。その収録コラムの一部をご紹介!
『奥田民生になりたいボーイ』の原作者・渋谷直角のコラムが “平和” な件


イラスト/渋谷直角■つもり

漫画家の堀道広さんからハガキが届いて、そこには「あけましておめでとうございます」の文字と、Amazonの箱に入った馬が大汗をかいているイラストが描かれていた。裏には、「年賀状のつもりです」と直筆で。

もう3月である。

その時空感に一瞬焦ったが、僕はこの「つもりです」という言葉に、非常に感銘を受けてしまった。「つもり」って、なんてすばらしい言葉だろう、と。いろいろなものが許される、前向きになれる、超ポジティブなワードに思えたのだ。たとえばこれだ。

「〆切に、間に合ったつもりです」

ヤバイ。なんだ、この正当化されたかのような堂々とした響きは。現にこのコラムの原稿も〆切をだいぶ過ぎているが、「間に合ったつもりです」と言うと、なんだか勇気が出てくる。むしろ編集者に、「何が問題なんだ?」と逆ギレしたくなる(大迷惑)。

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