2017年11月17日 18:00
ドラマ『コウノドリ』出産育児に理解ない人ばかりで「#うちのインティライミ」論争勃発
テレビを見ていて「ん?今、なんかモヤモヤした……」と思うことはないだろうか。“ながら見”してたら流せてしまうが、ふとその部分だけを引っ張り出してみると、女に対してものすごく無神経な言動だったり、「これはいかがなものか!」と思うことだったり。あるいは「気にするべきはそこじゃないよね〜」とツッコミを入れたくなるような案件も。これを、Jアラートならぬ「オンナアラート」と呼ぶことにする。(コラムニスト・吉田潮)

『コウノドリ』の出演陣。左から、坂口健太郎、吉田羊、松岡茉優、綾野剛、大森南朋、星野源オンナアラート#3
ドラマ『コウノドリ』
産科医療の現場の声をがっつり救い上げつつ、丁寧なつくりで話題になっているドラマ『コウノドリ』(TBS系・金曜22時)。命の尊さを訴えるドラマは重くて、正直、苦手という人も多い。子育て中の友人は、「経験したけど過去のことだし、いまさら見たくない」という。
ただし、アラートはちょいちょい鳴るのである。特に、2015年に放映した前作よりも、このシーズン2においては「出産育児に理解のない家族」の登場が多い。
前作は交通事故で妊婦だった妻を失い、シングルファザーとなった小栗旬がメインディッシュで、アラートの鳴らしようがなかった。
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