くらし情報『溝端淳平、俳優としてめざましい進化! 演劇は「9割がつらい」それでも続ける理由』

2018年1月27日 12:00

溝端淳平、俳優としてめざましい進化! 演劇は「9割がつらい」それでも続ける理由

溝端淳平、俳優としてめざましい進化! 演劇は「9割がつらい」それでも続ける理由
溝端淳平撮影/森田晃
蜷川幸雄さんは、僕に“演劇とは何か”を徹底的に叩き込んでくれた人。初めて蜷川さんのカンパニーに加えていただいた『ムサシ』は、僕に演劇と向き合うきっかけと覚悟を与えてくれた大切な作品です」

こう語るのは、近年とみに男っぽさを増し、俳優としてめざましい進化を遂げている溝端淳平さん。この2月から蜷川幸雄さんの三回忌追悼公演として上演される『ムサシ』で、佐々木小次郎役に再び挑む。小次郎は、劇作家の井上ひさしさんが宮本武蔵役・藤原竜也さんの好敵手だった小栗旬さんにあてて書いた役。再演では勝地涼さんが演じたこの役に、溝端さんが抜擢(ばってき)されたのは2013年のことだった。

「怖かったですね。ほかのキャストの方はほとんど初演(2009年)から変わらなかったので。殺陣(たて)も所作も初めてのことづくしなのに、完成された作品の中に入るというのはものすごいプレッシャーでした」

蜷川さんと言えば、稽古(けいこ)場で灰皿を投げつけたり若い俳優へのしごきでも有名な演出家。だが、この作品の稽古場ではあまり叱られた記憶がないという。

「“ああしろ、こうしろ”というのはほとんどなかったですね。

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