くらし情報『摂食障害の辛苦から救ってくれた不倫相手に、父の幻影を見る――由美子の場合〈上〉』

2018年1月20日 22:00

摂食障害の辛苦から救ってくれた不倫相手に、父の幻影を見る――由美子の場合〈上〉

世の中は不倫ブーム真っ盛り。しかし、実際に不倫している一人一人の女性に目を向けたとき、その背後には、さまざまな難題がのしかかってくる一方で、何の解決策も見つからないこの社会を生きる苦しみがあり、不倫という享楽に一種の救いを求める心理があるような気がしてならない。この連載では、そんな『救いとしての不倫』にスポットを当てていけたらと思っている。(ノンフィクション・ライター菅野久美子)■熟年離婚直後に不倫相手と出会う

「私、昔、夫が女遊びをしていることで毎日泣いていたんです。それが今は不倫する側になって、相手の奥さんを逆に泣かせる立場にいるんですよね」

待ち合わせ場所に指定した新宿駅の喫茶店で飲み物を待っている間、石田由美子(仮名・51歳)はいきなりそう切り出した。おしゃれな紫色のコートに身を包んで颯爽(さっそう)と現れた彼女は、根元まで染め上げられたゴールドブラウンのボブヘアにクリクリとした目が可愛らしい、ファッションモデルと紹介されても遜色のないスレンダー体形の美人である。

摂食障害の辛苦から救ってくれた不倫相手に、父の幻影を見る――由美子の場合〈上〉
美形でスレンダーな由美子
由美子自身は、夫と4年前に離婚し、バツイチ。元夫との間に子供が2人いるが、どちらも成人して手を離れている。

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