くらし情報『ひとり身の70歳、作家・松原惇子「“老後ひとりぼっち”はみんなの共通課題」』

2018年2月2日 21:00

ひとり身の70歳、作家・松原惇子「“老後ひとりぼっち”はみんなの共通課題」

1986年『女が家を買うとき』(文藝春秋)での作家デビューから、一貫して「ひとりの生き方」を書き続けてきた松原惇子さんが、これから来る“老後ひとりぼっち時代”の生き方を問う不定期連載がスタート。

ひとり身の70歳、作家・松原惇子「“老後ひとりぼっち”はみんなの共通課題」
“老後ひとりぼっち時代”をどう生きる?(写真はイメージ)第1回「ひとりで老いる時代が、ついに来た!!」
1年の短いこと。誰もが感じていることだろうが、あまりの時間の過ぎゆく速さに、自分の年がわからなくなることがある。ひとりを目指して生きてきたわけではないが、気がつくと、「ひとり身の70歳」。それが今のわたしだ。

ひとり身の先輩方に対して失礼な話だが、若いころの傲慢(ごうまん)なわたしは、ひとりで寂しそうに公園に座っているお婆さんを見るにつけ、自分の将来の姿を重ね、ぞっとしていた。もし、その年までひとりだったらどうなるのだろうか。たいして自立してないのに自立した女のふりをしていたツケが、人生後半に来るのだ。そのときは、踏切に飛び込みたい!と本気で思う日もあった。

しかし、実際にその恐怖の年齢になってみると、若いときの想像とはまったく違い、暗い毎日どころか、ふつふつと闘志に燃えている自分に驚きを隠せない。

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