2018年2月13日 16:30
<平昌五輪>銀メダリスト・高木美帆の地元じゃ有名な「天才少女」っぷり

銀メダル・高木美帆
スピードスケートの女子1500メートルで、1位と0秒2という僅差で銀メダルを獲得した、高木美帆選手。やはりメダリストになる選手には、“仰天伝説”があったーー。
「“神の子”だと言った指導者の方もいましたが、それが言いすぎではないくらいの選手でしたねぇ」
そう話すのは、昨年まで帯広南商業高校スケート部顧問だった東出俊一さん。東出さんは、女子スピードスケートの高木美帆の高校時代の恩師だ。
「私は顧問ではありましたが、高校時代の彼女に、特に何かを教えたということはないんですよ(苦笑)。小学生のころから地元では知らない人は誰もいないくらい図抜けた存在で、中学生でオリンピックに出ている。本当に能力が高く、のびのびやってほしかったので、余計なことは言わないように気をつけて、たまにアドバイスした程度でした」(東出さん、以下同)
平昌では、1000メートル、1500メートル、3000メートル、団体追い抜きと4つの種目に出場する。
「競技もオールラウンダーなのですが、私生活においてもオールラウンダーな子なんですよ。地元でいちばんの進学校に入る学力もあったのですが、競技の関係で、うちの高校に入学しました」
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