
’13年4月、ドラマの制作会見に登場した安東アナ
TBSの安東弘樹アナウンサーが3月いっぱいで同局を退社してフリーになると発表した。
“アンディ”の愛称で親しまれ、バラエティ番組には欠かせない存在だった彼は現在、アナウンスセンターの部次長。部下の指導やスケジュール管理を行っている。また大のクルマ好きとしてしられており、『日本カー・オブ・ザ・イヤー』の選考委員も務めている。
そんな安東アナは、実はイケメン男子アナブームの先駆けだった。
彼が入社した’91年はすでに“女子アナブーム”真っ盛り。先日亡くなった、有賀さつきさんをはじめに、河野景子、八木亜希子などフジテレビの女子アナがトップを走っていた。TBSでは有村かおり、香川恵美子、福島弓子などの美人アナがいて、他局でもアイドル女子アナの存在があった。
しかし、当時は男性アナウンサーが話題になることはほとんどなかったと言える。
「本来は女子アナだってそうですが、“アナウンサー”なんですから、容姿は特にこだわらないで普通でいいんです。チャラチャラした女子アナが増えた反発で、男性アナは硬派じゃないとイカン、みたいな空気が局上層部に流れていましたね」
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