2018年2月19日 18:00
羽生結弦の「女房」&宇野昌磨の「アニキ」、2人を支えた田中刑事

(左から)羽生結弦、田中刑事、宇野昌磨(写真/共同通信社)
「やりきれたな、という演技でした。右脚に感謝しかないです」
羽生結弦が66年ぶりに五輪連覇という快挙を成し遂げた。昨年11月の負傷で治療に専念し、ぶっつけ本番で迎えた平昌で大仕事をやってのけた。
■3人はとても仲良し
「2月16日に行われたSPで、羽生選手は不安を完全に吹き払う演技を見せました。フリーでは着氷の乱れはあったものの、本当にケガをしていたのかと疑いたくなる仕上がりでしたね。場内では誰よりも歓声があがり、注目が集まる中での圧巻の演技。“絶対王者”の貫禄を見せつけました」(スポーツ紙記者)
好敵手として名が挙がっていたネイサン・チェンらが五輪の魔物に牙をむかれる中、日本のもうひとりのエース宇野昌磨は緊張に打ち勝った。
「SPは完璧な演技。フリーでは、緊張感が最大限になる最終滑走ながら、得点源となる3連続ジャンプを決めて観客を魅了しました」(同・スポーツ紙記者)
SPで3位だった宇野は、2位のハビエル・フェルナンデスを逆転し、銀メダルを手中に。世間はワンツーフィニッシュの快挙に沸いた。
田中刑事はSPの失敗をフリーで挽回し、順位をアップ。
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