くらし情報『オリンピック出場選手、競技中にケガをした場合の「医療保険」事情』

オリンピック出場選手、競技中にケガをした場合の「医療保険」事情

2018年2月20日 11:00
 

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オリンピック出場選手、競技中にケガをした場合の「医療保険」事情
スノーボードの戸塚優斗選手は2回目の競技で転倒し、担架に乗せられた
氷上・雪上の競技にケガは避けて通れない。スノーボード・ハーフパイプで銀メダルを取った平野歩夢選手は、昨年3月の「全米オープン」で着地に失敗、大ケガを負った。

14日のハーフパイプ決勝では、戸塚優斗選手が競技途中で着地に失敗して転倒し、身体を強く打った。自力で動けず救助ソリで運ばれたため、多くの国民が心配したが、運よく大ケガは免れた。

スケート競技も同様だ。2日のショートトラックで北朝鮮代表のチェ・ウンソン選手がカーブを曲がる際に転倒し、救急車両で搬送された。

空高く飛んだり、猛スピードで氷上や雪面を滑る競技の多い冬季種目。選手は保険に入っているのだろうか。

全日本スキー連盟に聞くと、

「連盟が窓口となり、あいおいニッセイ同和損害保険につないでおります。会員でないと入れません」と担当者。

強制加入ではなく、掛け金は個人で払う必要がある。五輪競技の保険についても連盟が負担することはない。

「加入率などのデータは取っていませんが、会員のみなさんは入られている方が多いですね」(前出の担当者)

日本スケート連盟の場合は、

「強化選手を含め加盟選手全員に保険をかけております。強化選手は合宿や遠征がありますので、その都度、保険をかけます。保険額は連盟の規定に基づき、個人負担はありません」(担当者)とのこと。

ちなみにメダリストになった場合、テレビCMなどが決まることがあるが、同連盟に出演料の10%を上納しなければならない。こうした原資を保険の掛け金などに充てているという。前出のスキー連盟の場合はCM上納金はないが、保険も個人負担となる。

恐怖と隣り合わせの競技もある。’10年バンクーバー五輪のリュージュ(そり競技)の公式練習で、グルジア代表の男子選手が滑走中にコース外へ飛び出し、鉄柱に激突して死亡する事故があった。保険はどうなっているのだろうか。

「強化選手のみならず国内で滑走する方にも保険加入は義務づけております。ただ、ボブスレー・リュージュ・スケルトンというのは普通の陸上競技よりも掛け金の高い保険になります。年間でいえば1万1000円かかります。一番高いスポーツ保険に入っていることになりますね」
と、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の担当者。連盟所属の各都道府県の団体が保険の窓口となっており、入っていなければ滑走させないという。

海外の国際大会では連盟が保険料を負担する。掛け金は滑走しないコーチの5倍程度。選手を大切に思う気持ちを強く感じる。

「他の連盟さんはどんな保険に入っているのかわかりませんが、うちは結構高い保険に入っているのは間違いないです。氷上で時速140〜150キロくらい出る競技ですからね。普通の保険よりも割り増しにはなりますよ」(同)

危険と隣り合わせのスポーツだが、見るものを魅了するものがあることは間違いない。

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