くらし情報『藤井聡太六段の快進撃と、羽生善治永世七冠の偉大さから見る「将棋の世界」』

2018年3月9日 11:30

藤井聡太六段の快進撃と、羽生善治永世七冠の偉大さから見る「将棋の世界」

(松本さん)

50代の九段と伸び盛りの20代の五段が対局した場合、前者が勝つとは必ずしも限らない。

「極端な話、将棋は強ければ小学生でもプロになれます。年齢やキャリアがものをいう世界ではなく、すべてが実力。それも魅力だと思います」(伊藤さん)

勝ち続けることが難しい棋界において、次々と記録を塗り替え、ついには日本将棋史でただひとりの“永世七冠”となった羽生竜王はいわば将棋の生き神様。

■羽生永世七冠は千代の富士、藤井五段は貴花田

「年間勝率が高い棋士はたくさんいますが、2000局以上戦っていて、現在まで生涯勝率が7割を超える棋士は、羽生永世七冠だけ。同年代の名人経験者とは勝率が1割近く違います」(青野九段)

羽生永世七冠の偉業は戦績だけにとどまらない。

「現在は公開対局が増えましたが、昔は非公開が当たり前でした。タイトル戦の公開対局の先駆けとなったのが、羽生永世七冠。約30年前、竜王戦に挑戦したときからです」(松本さん)

さらに羽生永世七冠は、ファンサービスでも棋界に新風を吹き込んだ。

「タイトル保持者と挑戦者を交え、ファンが交流できるタイトル戦の『前夜祭(※1)』も、羽生永世七冠が率先してファンと触れ合っています。

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