落語協会から出て行ったことを九代目・林家正蔵は問題視し、三遊亭が林家名跡を襲名することについて「落語界で悪しき前例を作るのはよくないとは申し伝えました」とスポーツ報知の取材にこたえている。
「正蔵は2つの大きなミスをしましたね」
と、前出の演芸関係者はバッサリだ。
「ひとつは、自分ではなく母親の海老名香葉子さんに、(好楽さんに)『ダメだ』と迫らせたこと。もうひとつは、正蔵の近視眼的発想。50年後100年後にはまた一緒になるかもしれない。悪しき前例でなく、いいきっかけになるかもしれないのに、その可能性をつぶした。
目先のきく人間であれば、『今回は前例にならないために、名前を使うのは一代限りにしてください、襲名の準備も整っているでしょうから、特例として認めましょう』とでも言っていれば株があがった。残念です」
さて、この騒動に介入しているのが、海老名家のお騒がせ次女の泰葉だ。ブログで発言を始めたが、
「これが正鵠(せいこく)を射ている。実にまともなんです。海老名家が間違っていると論破しているんです」(前出・演芸評論家)
泰葉は「みなさま間違えています」と呼びかけ、海老名香葉子さんが落語界でなんの立場もない、にもかかわらず好楽師匠を呼びつけ3時間も対応し襲名させないと通告したが、そんな権利はない!ねじれた行為です、と断罪したのだ。
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