くらし情報『なぜ「夫の死後も離婚したい」のか? 現行民法に仕組まれた“嫁を追い込むワナ”』

なぜ「夫の死後も離婚したい」のか? 現行民法に仕組まれた“嫁を追い込むワナ”

2018年4月8日 17:00
 

なぜ「夫の死後も離婚したい」のか? 現行民法に仕組まれた“嫁を追い込むワナ”
配偶者の死後も離婚を望む人が増えている(写真はイメージ)
離婚したい。

そう思うのは、配偶者が生きている時だけとは限らない。
相手は死んだけど、できることなら今からでも離婚したいーー。

実はその思いは叶(かな)う。それが「死後離婚」と言われている手続きだ。

民法第728条(離婚等による姻族関係の終了)
(1)姻族関係は、離婚によって終了する。
(2)夫婦の一方が死亡した場合において、生存配偶者が姻族関係を終了させる意思を表示したときも、前項と同様とする。

実際には「死後離婚」という制度があるわけではないが、上記の法律に従って、自らの意思を持ち「姻族関係終了届」を出せば、夫もしくは妻、そしてその親族との姻族関係を終了することができる、というわけだ。

■増える「死後離婚」

2005年に1772件だった「死後離婚」の提出数は、2015年には2783件と10年で1000件以上増えている。

「生前離婚」だと、配偶者の財産を相続する権利や遺族年金を請求する権利を失うが、死後に「姻族関係終了届」=「死後離婚」を届ければ遺産は相続でき、遺族年金も請求できる。

この届け出ができるのは、生存する夫または妻だけで、配偶者の親など相手の親族の同意などは不要。

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