くらし情報『“ネム盗られ芸人”トキ、返金はあったのか!? 地獄の極貧生活とその後』

“ネム盗られ芸人”トキ、返金はあったのか!? 地獄の極貧生活とその後

2018年4月12日 22:00
 

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貯金全額を失った『藤崎マーケット』のトキさん撮影/齋藤周造
去る1月のコインチェック騒動。サイバー攻撃を受けて580億円もの仮想通貨『ネム』が盗まれたが、ここに全財産をつぎ込んでいた男がいたーー。

トキさんが仮想通貨を知ったのは、昨年11月。

「周りにやっている芸人が多くて。“預けていただけで儲かったよ”みたいな話をよく聞いて。僕は、かなり遅いほうでしたね」

まずは、コインチェックにアカウントを作り、値動きを見た。

「当時は、ビットコインが120万円くらい。ネムやリップルは、人気のわりにはまだ値段が上がりきっていなくて。そのときのネムは30円〜40円くらいでしたが、詳しい先輩は“100円、200円くらいまでは上がるよ”と」

とりあえず1万円分のネムを買ってみると連日、右肩上がりで、すぐ2倍。さらに10万円分を購入すると、これも数日で2倍になった。

「銀行の預金をスライドさせてるだけなのに、連日増えていく。これは、早く入ったもん勝ちという判断になり、12月なかばには貯金全額を投入。もう、欲まみれです(笑)」

その金額は、安めのBMWが買えるくらいだったそう。

「年末年始には一気に3倍に。暇さえあれば、携帯で値動きをチェックして。完全に調子に乗っていましたね」

■さよなら、僕のネム

後輩に焼き肉をおごりまくったり、兄にゲーム機をプレゼントしたり。芸人をやらなくても、このまま食べていけるかも……と思いかけた矢先、騒動は起きた。

「その日は『R-1ぐらんぷり』の3回戦に向け、練習をしていて。夜中1時くらいに、休憩がてら携帯を見たら……。本当に、目から火花出た感じ。ネタどころじゃなくなり、始まった記者会見にくぎづけ。一気に現実味が……」

ネムを失ったトキさんの全財産は、手持ちの6万円と交通系ICカードに入れていた8000円のみ。

「本当に眠れなくて。次の日、朝イチで関西の情報番組に出演したんですが、リンゴ姉さんの顔がコインに見えて……幻覚です。5日で2キロやせました。

楽屋の“藤崎マーケット様”みたいな貼り紙も、マジックで消されて、“ネム兄”に。普通に歩いてるだけで、みんなゲラゲラ笑ってましたね。どん底です。もう、笑ってもらうしかない」
兄から生活費10万円を借り、極貧生活が始まった。

「本当に苦しかったとき、救ってくれたのは芸事でした。身をもって、お金と仕事の大切さを学びました」

日に日にコインチェックに関する報道は減り、返金は難しいだろうと思っていたが、3月8日に急展開。

「1ネム=88円で返金すると発表があり、4日後、本当に戻ってきました。ただ、収支はマイナスです……。投資額の7〜8割くらい。

手数料もありますが、本当によく上がっていたのは1万円時代、10万円時代だったので。あと1〜2週間早く始めていたら、プラスだったでしょうね」

現在は、仮想通貨からは足を洗ったそうだが、

「部活を辞めたような気持ち。やってる人たちは、本当に楽しそうで。今回の騒動は、コインチェックのセキュリティーがまずかったのであって、ネムに罪はないんです。さらに、何がいけなかったかというと、ひとつの銘柄に全額を投じて暴走したことです」

天国も地獄も見せてくれたネムが、もはや、わが子のように可愛く思えるというトキさん。お金儲けという意味での未練は?

「ちょっとありますね(笑)。騒動を経て、今、ネムはすごく下がっていますから。これから、また上がっていくんだろうなぁ。うーん。これって、完全に気になってるってことですよね!?僕、たぶん……、またネムを買っちゃうんだろうなぁ(笑)」

トキ(とき)◎お笑い芸人’84年12月6日生まれ。藤崎マーケットのボケ担当。’05年、コンビ結成直後に『ラララライ体操』でブレイク。その後はリズムネタを封印し、漫才ひと筋。現在は関西を中心に活躍中

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