くらし情報『歯周病ケアの落とし穴「毎日歯みがきをしてもよくならない患者がいる」』

2018年6月10日 21:30

歯周病ケアの落とし穴「毎日歯みがきをしてもよくならない患者がいる」

根の奥についた歯石は血液と混じり合い、黒っぽい色になっているのが特徴です」

歯みがきとクリーニングを繰り返し、汚れが少なくなると、赤く腫れた歯ぐきが引き締まり、ピンク色に戻ってくる。

「ただ、歯みがきをきちんと行いクリーニングもしているのに、状態がよくならない患者さんもいます。その場合は細菌検査を行い、前述したレッドコンプレックスと呼ばれる悪質な菌がいないかどうかを調べます」

細菌検査は、こよりのようなペーパーポイントと呼ばれるものを歯周ポケットに差し込んで行われる。費用は自由診療、歯科医院により異なるが3万円程度。

「悪質な菌がいた場合は、抗生物質の薬を使う抗菌療法を行います」

器具で取れないほど歯周ポケットの奥にある汚れは、歯周外科での専門治療が必要になる。

「歯ぐきを切開し、歯根の表面についた汚れを取り除きます」

切開して汚れを除去すると、歯周組織が壊れて、歯槽骨がなくなっていることがある。
「歯周組織を再生する材料を添付して、歯槽骨の形成を助けなければなりません。しかし、骨のなくなり方によっては形成できないこともあり、すべての人が行える治療ではないのです」

■手術で見た目が変わることも

上あごの歯肉を切除して、下がった部分に移植する方法もあるが、これにも手術が必要だ。

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