くらし情報『渡辺えりがSNS社会に感じる危機「芸能人の不倫やら偏ったニュースばかり」』

2018年6月7日 12:00

渡辺えりがSNS社会に感じる危機「芸能人の不倫やら偏ったニュースばかり」

渡辺えりがSNS社会に感じる危機「芸能人の不倫やら偏ったニュースばかり」
渡辺えり撮影/高梨俊浩
「私は“普通”という言葉がいちばん怖いと思っていて。普通なんて、ないんです。みんなそれぞれに個性があって違うのに、“普通こうだろう”という言葉で抑えつけようとする社会の風潮に、疑問を投げかけたいんです」

渡辺えり(63)が脚本、演出を手がけ役者としても出演する舞台『肉の海』が、間もなく幕を上げる。

インターネットの世界と、現実との線引きが曖昧(あいまい)になりつつある現代社会への危惧(きぐ)を、表現を通じて問いかける。

「昔から人々は言葉には魂が宿ると考えていて、書くことで紙に託してきた。でも今はデジタル化が進んで、紙は永遠に残せるけど、データは50年で消えてしまうという時代。人々はそれに対して、どのように対処していくんだろうと考えたんです」

充満しすぎたインターネット、SNS社会への危機意識も、今作のひとつの軸になっている。

「とても便利な反面、インターネットは情報が操作されやすいという危険もあって。世界ではいろんなことが起きているのに、芸能人の不倫やら偏ったニュースばかり人々の手元に届いていると、まるで世界では何も起きてないかのように感じてしまうんではないか、と怖くなるんです」

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