2018年6月21日 16:00
足立梨花 「何かが足りない」と言われ続け、見つけ出した自分のイメージ

足立梨花撮影/佐藤靖彦
「ずっと新人気分でしたが、デビューしてから10年たつなんてビックリ」
中学3年生のときに『ホリプロタレントスカウトキャラバン』のグランプリに輝きデビューした足立梨花(25)。最近では主演ドラマ『噂の女』(BSジャパン)などで演じる悪女のイメージも定着してきているが、10代後半には悩んだ時期も。
「高校卒業後、このお仕事1本でやると決めた途端、オーディションに受からなくなったんです。最終審査など、いつもいいところまでは残るのですが、“何かが足りない”と選ばれなくて……」
そんな彼女が吹っ切れるキッカケとなったのが、朝ドラ『あまちゃん』で気の強いアイドルを演じたこと。
「ネットでは嫌いと書かれることもありましたが、本当に嫌な人に見えたんだってうれしかったです(笑)。悪役は演じがいがあるし、私の世代で極めている女優もいないから、悪女大歓迎です!!」
主演映画『キスできる餃子』では、シングルマザー役に挑戦。
「娘がしっかりしている設定で、監督からも姉妹のように接してと言われていたので、母親役はあまり意識しませんでしたね。今回演じた陽子の猪突猛進な性格は、自分に通じる部分があるかも」
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