くらし情報『「大相撲は神事なのか」様々な議論があったけど、真実はここにある』

2018年7月8日 10:10

「大相撲は神事なのか」様々な議論があったけど、真実はここにある

と題されたその展示では、平安時代の7月7日に宮中行事として始められた「相撲節(すまいのせち)」を足掛かりに、いにしえの相撲の起源について掘り起こしていく。

今回の展示を企画した相撲博物館の学芸員、中村史彦さんにその辺りのこと、詳しく伺ってみた。

「相撲節は平安時代に行われた宮中行事です。それが7月7日に行われていたということから、今回の展示を企画しました。

その頃、宮中行事として相撲をやるとなると、日にちの選定が大切でした。旧暦の7月7日というと、現在の8月上旬から中旬頃。ちょうどコメの収穫の少し前にあたります。当時の相撲には今年は豊作か否かを占い、また同時に豊作を祈る、あるいは感謝するという意味合いがあり、それでこの時期が選ばれたようです。

さらに7月7日というまさにこの日に天覧相撲を行う理由が必要となり、そこで登場するのが『日本書記』に書かれた、日本で最初に相撲を取ったとされる野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速(たいまのけはや)の戦いです。

ふたりは垂仁天皇の命で、相撲を取ります。勝ったのは野見宿禰で、当麻蹴速は腰を折られて死んで敗れました。これが最初の天覧相撲であるとして、その日を7月7日だったと決めることで、相撲節は7月7日に行われるようになりました」

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