くらし情報『「大相撲は神事なのか」様々な議論があったけど、真実はここにある』

2018年7月8日 10:10

「大相撲は神事なのか」様々な議論があったけど、真実はここにある

すごいことだったんです」(中村さん)と、力の強い「すまいびと(=力士)」をありがたがるのは昔も今も同じ。

今だってお年寄りがおすもうさんに手をあわせ「ありがたい」と拝んだりすることがある。色々な理屈や歴史を抜きにしても、おすもうさんに神聖さを見出す感覚は自然と湧き出るものだ。

相撲博物館の展示では、そうした相撲文化がどのように生まれ、伝えられてきたかが、絵や様々な作品で紹介されている。

中でも面白いのは相撲節を描いた「相撲節会図」で、当時からすでに今の行司にあたる=立合(たちあわせ)がいたり、すまいびと(力士)の面倒をみる、今の付け人にあたるような=相撲長(すまいのおさ)や、勝負審判=出居(いでい)などがいたりと、今の大相撲のルールにつながる立場の人たちが、すでに存在していたことだ。大相撲の伝統がかくも長く育まれてきたことを感じる。そして「大相撲は神事」という側面を補強するのが、野見宿禰。彼は当麻蹴速との相撲に勝ったことから「神さま」とされ、今も全国あちこちに野見宿禰を祭神とした神社がある。

しかも宿禰さん、実は「埴輪(はにわ)」を最初に作った人との伝承もあり、さらには学問の神さま・菅原道真のご先祖でもあるんだとか!

和田靜香(わだ・しずか)

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