くらし情報『孤独死は絶対イヤ? 70歳の答え「人はその人が生きてきたように死ぬから大丈夫」』

2018年7月22日 22:00

孤独死は絶対イヤ? 70歳の答え「人はその人が生きてきたように死ぬから大丈夫」

「こんにちは~誰かいますか~」

シーン。中は真っ暗。人の気配がない。台所の前に障子の部屋がある。よく見ると、ぼんやりと光が見えるではないか。ばあさんはいるのか?それとも死んでいるのか?

勇気を振り絞ってスタッフが障子を開けると、そこには、ちゃぶ台の脇にへたりこんだ白髪のばあさんがいた。やせている。手や身体が小刻みに震えている。まんが日本昔ばなしの世界に入り込んだ錯覚に陥る。耳も遠いようだが、辛抱強く声掛けをしているうちに、わたしのことも思い出したようで「わざわざ東京から来たの?すみません」 と繰り返す。そのうち、しだいに顔に生気がもどるのを感じた。

驚いたのは、幸子さんは世間の人と接することなく、この部屋から一歩も出ずに、数年間暮らしていたという事実だ。「さみしくない?」と聞くと、友達も知り合いもいないが平気だと言う。きっと、長い間、そういう暮らしをし続けてきたから平気に違いないとわたしは解釈した。料理はしない。食べ物は誰かが持ってきてくれているらしい。誰かとたずねてもはっきりしない。認知症も少し入っているようだ。支払いは?と聞くと、お財布も通帳も見たことがないけど誰かがやってくれているのね、わたしってのんきなの、で終わり。

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