くらし情報『「人生100年時代」と言うけれど 101歳の母を看取った80代シングル女性の現実』

2018年9月2日 21:00

「人生100年時代」と言うけれど 101歳の母を看取った80代シングル女性の現実

これはよくあるケースだ。

独身女性の場合は、長い間、家族を持たずに暮らしてきたことから、最後は母親と一緒もいいかなと、たいていは引き受けることになる。情けない話だが、きょうだいはお金の援助も手も貸さないのが普通だ。母親の本心は、娘より息子に看取られたいのだが……。

こんな言い方をしたら気分を悪くするかもしれないが、「独身女性は母親の介護要員」と思うことがある。独身女性が大半を占める団体を20年やってきて、いかに多いか知っているからだ。

経済的に豊かな家族は、母親を施設に入れて万々歳だが、ほとんどの家族は在宅で世話をすることになる。少子高齢化社会にあり、これは大問題だ。

人生80年時代なら、介護する年数も少ないが、人生100年時代となると、想像しただけで頭がくらくらしてくる。

正子さんが母親と同居した時は、母親も寝たきりというわけではなかったらしいが、年々弱くなり、ここ数年はベッドで寝たきり状態だということだった。

「数時間なら外出できるけど、それ以上は怖くてひとりで置いておけない。その間に急変ということもあるでしょ」と彼女は目尻にしわを寄せた。

介護保険をうまく使っているので昼はいいのだが、夜が大変だと嘆く。

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