くらし情報『くらもちふさこさん、名作たちの陰にスランプと病魔「それでも漫画が大好き」』

2018年9月26日 22:00

くらもちふさこさん、名作たちの陰にスランプと病魔「それでも漫画が大好き」

くらもちふさこさん、名作たちの陰にスランプと病魔「それでも漫画が大好き」
漫画家・くらもちふさこさん撮影/近藤陽介
何があっても

すべて

あの時のときめきから

始まっていることを

忘れるものか

NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の中で、少女漫画家を目指すヒロインの鈴愛(すずめ)が、実在する名作漫画『いつもポケットにショパン』のワンシーンに出てくるモノローグを口にした瞬間、かつて同作を夢中で読み耽(ふけ)った多くの人の心に、作者・くらもちふさこが甦(よみがえ)った。

1980年に『別冊マーガレット』に連載されたこの作品は、幼なじみの麻子と季普(きしん)が母親同士の過去の因縁を乗り越えて、ピアニストを目指す本格的なクラシック音楽漫画。

ヒロインの鈴愛は、この漫画に惹かれて漫画家となるが、やがて、挫折を経験して筆を折る。

「私もスランプになって原稿を落としたことがありました。それでも漫画が大好きで、描き続けてきました」

漫画家デビューを飾っておよそ半世紀。その道のりは決して平坦ではなかったが、スランプや病に倒れても、決して描くことをあきらめなかった。

「トキメキさえあればマンガは描けるし私は生きていける」

そう呟(つぶや)くと、ふさこは優しい笑顔を浮かべて微笑んだ。

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