くらし情報『くらもちふさこさん、名作たちの陰にスランプと病魔「それでも漫画が大好き」』

2018年9月26日 22:00

くらもちふさこさん、名作たちの陰にスランプと病魔「それでも漫画が大好き」

先鋭的で常に読者の半歩先、一歩先を歩いていました。それこそ『半分、青い。』の秋風先生のような鋭い方かと思っていましたが、お会いしたら、ふんわりと穏やかで優しい人。今も昔も雰囲気は、まったく変わりませんね」

『別マまんがスクール』に身を投じたふさこは、いち早く頭角を現す。高校2年生のとき『エンゼルは雨の中に』が佳作に、さらに『メガネちゃんのひとりごと』が金賞に選ばれ、念願の漫画家デビューを果たす。

当時の心境を、

「雲の上を歩いている気分でした」

と話すふさこ。

しかしその一方で、

「編集さんに“地味だ”“個性がない”と指摘され、目を大きくしたり小さくしたり。個性作りには苦労しました」

夢が叶(かな)ってデビューはしたものの、読み切りばかりで、ふさこはなかなか連載を持つことができなかった。「とてもプロの漫画家といえる状態ではなかった。京都の大学に新しく漫画学科ができたのでそこに行かないかと、友達に誘われました。でも両親に“京都のひとり暮らしは絶対ダメ”と反対され、東京の美大に進学しました」

進学先は武蔵野美術大学造形学部。

ふさこは日本画を学びながら、漫画を描き続けた。

「大学には6年通いましたが、クロッキーで人物、生物、動物、風景とひと通り描き、今になって思うとものすごく勉強になりました」

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