くらし情報『くらもちふさこさん、名作たちの陰にスランプと病魔「それでも漫画が大好き」』

2018年9月26日 22:00

くらもちふさこさん、名作たちの陰にスランプと病魔「それでも漫画が大好き」

デッサンがしっかりしていると言われるふさこの画力は、美大時代に培われたもの。また、『ガラスの仮面』で知られる美内すずえ先生から声がかかり、アシスタントを経験したのもこのころ。

「資料もないのに、想像で“洪水の絵を描いて”と言われたり、美内先生にはとても鍛えられました」

プロの厳しさを目の当たりにしても、くじけるばかりか夢はますます膨らむばかり。そんなふさこに、初めて連載のチャンスが訪れる。

■初連載と引き換えに失ったもの

’78年9月号から連載が始まった『おしゃべり階段』は、中学2年のちょっぴり自分に自信のない天然パーマの少女・加南が大学に入学するまでを描いた物語。

「私は中学生のころがいちばん好きです。未完成な魅力っていうか、何をしでかすかわからないから、突拍子もないことをやってくれそう。中学生なら許しちゃおうかと思えます。自分の記憶を思い返しても、中学に上がったとき、ものすごく変わったなぁと思っているので」

思い悩むことを肯定して、大人への階段を寄り添うように上ってくれるこの作品は、当時ティーンのバイブルと言われた。

ところが、ふさこはこの連載を引き受けるために、大きなものを失う。

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