くらし情報『首藤康之「みなさんにとってのストイックは、僕にとってのリラックス」』

2018年10月28日 12:00

首藤康之「みなさんにとってのストイックは、僕にとってのリラックス」

首藤康之「みなさんにとってのストイックは、僕にとってのリラックス」
首藤康之撮影/森田晃博■“美”への執着に共感を覚えました

三島由紀夫さんが死の直前に完成させた、四部からなる大長編。それが『豊饒の海』だ。これまでに第一部『春の雪』が映画や舞台になったことはあったが、今回はなんと四部すべてを再構築し、ひとつの舞台作品として上演するという。軸となるのは20歳で命を落とした美青年・清顕と、彼を追い求め、人生の中で何度もその生まれ変わりに翻弄される親友・本多の姿。若年期・中年期・老年期の本多が登場する本作で、中年期を演じるのは、バレエダンサーにして俳優の首藤康之さんだ。

この原作を初めて読んだのは20歳のときだという首藤さん。そのときは「理解に苦しんだ覚えがあります」と笑うが、26年たって再び向き合ったこの作品は「不思議なシンパシー」を感じさせるものだった。

「改めて感じたのは言葉のひとつひとつが非常に美しくて強いこと。最初のときとはまったく違う印象を受けました。自分がそれだけ人生を重ねたからかもしれないんですけれど、とても共感を覚えたんです。三島さんが求めていた“美”というものと、僕が舞踊をやっている中で追求している“美”というものが、きっと少しずつ近寄ってきているんでしょうね」

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