くらし情報『有料老人ホームを見学「ここに住みたい!」と叫んだが…入居者を見て気づいたこと』

2018年10月28日 17:00

有料老人ホームを見学「ここに住みたい!」と叫んだが…入居者を見て気づいたこと

1986年『女が家を買うとき』(文藝春秋)での作家デビューから、70歳に至る現在まで、一貫して「ひとりの生き方」を書き続けてきた松原惇子さんが、これから来る“老後ひとりぼっち時代”の生き方を問う不定期連載です。

有料老人ホームを見学「ここに住みたい!」と叫んだが…入居者を見て気づいたこと
妻に先立たれた夫は……(写真はイメージです)第9回「おしゃれな有料老人ホームに行ってきました」
終(つい)のすみかに関心のある人は多い。特に女性は、夫がいても夫が先に逝く予定でいるので、ひとりになったあとの住まいについて関心が深い。一方、男性はといえば、呑気な人が多いようで、妻より先に死ぬと信じて疑わない。だから、逆転したときは、見るも無残な姿になる。

冗談抜きで、男性は妻より早く死ぬに限りますよ。男性の皆さんは、ただちに、スクワットや青汁を飲むのをやめて、暴飲暴食をお勧めしたい。そうしないと、ひとり残されてしまい大変だ。

先日、関東地方に新しくできた有料老人ホームを見学してきた。最新の施設はどうなっているのか、関心があったからだ。某有料老人ホームのHPの情報だけを頼りに先入観なく伺った。

最寄り駅からバスで約15分。地面師事件ではないが、昨今は駅の近くに大きな空地はないようで、緑は多いがかなり不便なところにあり、少しがっかりしながら向かう。

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