くらし情報『『ボヘミアン・ラプソディ』、世界中のおっさんおばさんを魅了する “涙の成分”

2018年12月17日 17:00

『ボヘミアン・ラプソディ』、世界中のおっさんおばさんを魅了する “涙の成分”

ステージでギンギンに輝く、世界最高峰のヴォーカリストの役を引き受けたのだ。

完璧なリップシンクと一挙手一投足に狂いのない振り、仕草、ノリ、これをステージで披露しなければならない。本物の持つタッチ、色使い、空気感が要求される超優れた贋作でなければならない。所作振る舞いだけでなく心までコピーしなきゃいけない役だ。

聞いたところによると、レミ・マレックはコレオグラファー(振付師)ではなく、ムーブメントコーチをつけ、このときどんな気分でそんな動きをしたかなど分析し役作りをしたという。

上映中、曲がかかるたび、Queenが流れていたあのころを思い出した。

肩掛けカバンとLPレコードを小脇に抱え通学するのがカッコよかった中学時代……。

放送部の同級生が、『オペラ座の夜(A Night at the Opera)』のLPを見せ「昼の放送はQueen特集だぜ」とニヒルに言った。

給食時間、私はテトラパックの牛乳を飲みながら目を閉じ『ボヘミアン・ラブソティ』に耳を傾けた。なんか少しお兄さんになった気がした。

隣の席の女子がドラムのロジャー・テイラーの切り抜きを下敷きに挟んで、うっとり眺めている。

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