くらし情報『木村佳乃の「美しさ」が邪魔、“屈折感” が足りない『後妻業』に勝算はあるのか』

2019年1月29日 17:00

木村佳乃の「美しさ」が邪魔、“屈折感” が足りない『後妻業』に勝算はあるのか

ふてぶてしさも、禍々しい腹黒さも変幻自在。しのぶだからこその迫力と年輪のなせる業には唸った。

で、問題はテレビドラマ版ですよ。

『後妻業』(フジテレビ系・毎週火曜夜9時)では、木村佳乃が主役を演じている。う、美しすぎやしませんか?高嶺の花感、強すぎやしませんか?華やかで派手で、女の鬱屈がなさすぎやしませんか?後妻業以外の職業でも充分しのげませんか?

今までの“後妻業の女”のイメージがガラガラと崩れて、オンナアラートを鳴らすに至りまして。

そして、佳乃の相棒が、これまた色気フルチャージで、あまり憂いがなさそうな高橋克典(映画では堕落と裏稼業が似合いすぎる豊川悦司だった)。佳乃にしろ、克典にしろ、屈折感がどうにも足りないような気がしている。

私は関西人ではないので、言葉の機微などはあまりよくわからないが、「過剰テイストな関西人」もいかがなものか。わかりやすいっちゃわかりやすいけれど、「関西独自の土着感」というか「生々しさ」に欠けるような。映画と比べてはあまりに不憫(ふびん)だが、さらっときれいな絵ヅラにまとめすぎると、後妻業という生業(なりわい)の毒々しさが心なしかポップになってしまう。

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